蔵本 武志 先生

経歴

1979年久留米大学医学部卒業
山口大学医学部附属病院医員(産婦人科研修医)
1985年山口大学大学院修了
学位記授与(山口大学医学博士)
主論文 "Clinical Value of Biological Activity of Serum Luteinizing Hormone in Patients with Ovulatory Failure."
(無排卵症患者における血中LHの生物活性の意義)
ActaObst. Gynaec JPN. Vol. 37 p.793-798, May, 1985

山口県立中央病院産婦人科副部長
1987年日本産婦人科学会専門医
1988年済生会下関総合病院産婦人科部長
1990年オーストラリア、PIVETメディカルセンターへ体外受精を中心とした不妊治療研修のため留学。その他、世界各国の体外受精センター15施設を見学し、研修を受ける。また、国内外の学会で、不妊症(人工授精、体外受精、顕微授精)について、多数の発表・講演を行う。
1995年蔵本ウイメンズクリニック開院
開院当時より、体外受精、顕微授精をはじめ、一般不妊治療や生殖医療の研究を広く行う。その他、不妊教室や心理面から患者様をサポートするフリートークの会も開催する。体外受精、顕微授精 をはじめ、一般不妊治療、生殖医療の研究を広く行い、現在に至る。その他、 不妊教室を開催し、国内では各学会への参加、発表、講演などを、また、国外では世界学会への参加、発表、情報交換などを行う。

日本で初めて人工精液瘤からの精子を用いた顕微授精に成功。
2006年社団法人 日本生殖医学会 生殖医療専門医
社団法人 福岡医師会母体保護法指定医師
2007年九州大学特任講師(~2009/12)
2010年山口大学非常勤講師
2014年久留米大学医学部臨床教授
2019年日本生殖医学会 功労会員証授与
2021年社団法人 日本生殖医学会 生殖医療指導医

資格

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医

日本生殖医学会認定生殖医療専門医

日本生殖医学会認定生殖医療指導医

母体保護法指定医師

所属学会

日本生殖医学会代議員

JISART(日本生殖補助医療標準化機関)理事長

日本IVF学会常務理事

日本受精着床学会理事

日本不妊カウンセリング学会監事

日本産科婦人科学会福岡地方部会評議員

ASRM(アメリカ生殖医学会)

ESHRE(ヨーロッパ生殖医学会)

メッセージ

我が国では夫婦の10~15%が「不妊症」であると言われています。不妊であるため不安になったり、周囲からプレッシャーを受けるなど、言葉では表現できない悩みもあると思います。現在では、不妊治療の分野も飛躍的な進歩を遂げ、以前ではあきらめざるを得なかった症状でも赤ちゃんを授かることの出来る時代になっています。
当院は、21世紀における理想の生殖医療を目指し、さらなるレベルアップを図るため、2003年10月に生殖医療センタービルを建設しました。ご夫婦のお気持ちや考えを尊重しながら、患者様お一人お一人に適切な治療を心と体のケアという側面から段階的に行っています。私をはじめとしたスタッフ一同が最高の医療を駆使して治療にあたります。気持ちをリラックスさせて、ご一緒にがんばりましょう。

在籍クリニック

医療法人
蔵本ウイメンズクリニック

〒812-0013  福岡市博多区博多駅東1-1-19
TEL.050-1866-4772